どうも!ぺぐと申します。
私は生き物が大好きで、現在アカハライモリ2匹(+アカヒレ3匹)をイモリウムで飼育しているのですが、最近唐突に白ニゴリが発生して困っていました。
今回はそんな白ニゴリの対処法として使用した「すごいんですニゴリ取り」の効果について、体験談ベースで話していきたいと思います。
- 最近水槽で白ニゴリが発生してしまって・・・
- この製品気になっているけど、本当に白ニゴリは治るの?
このようなことが気になっている方にとって、ご参考になれば幸いです。
白ニゴリの経緯
イモリウムを作成したのが昨年9月頃なので、すでに5ヶ月近く経過しています。
立ち上げの際にバクテリア剤を使用し、かつ別の水槽から水を拝借してスタートしたため、今までは透き通った水をキープしていたのですが・・・。

気付いたらこんな感じに濁っていました。しかも、唐突に。

どうしていきなり濁り出したんだ・・・?(原因考察は後半書きます)
半分くらい水を変えて1週間ほど様子をみても改善する兆しがなし。
これはどうしたものかと悩んだ結果、巷で噂の白ニゴリ対策製品「すごいんですニゴリ取り」の力を借りようという流れとなりました。
「すごいんですニゴリ取り」について
寿工芸(株)様から発売されている白ニゴリ除去製品です。
作用機序はというと、製品中の成分(天然由来)が水中を浮遊しているニゴリの原因物質(主にタンパク質)と結合することでより大きな塊に変化させ、濾過フィルターに吸着されやすいようにする、というもののようです。
白ニゴリは粒子が小さく物理的なフィルターをすり抜けてしまうのですが、これを使うことで捕らえやすくなる、というわけですね!
フィルターに捕らえてしまえば、あとはフィルター濾材に住み着く濾過バクテリアたちが分解してくれる、という寸法です。(汚れが酷ければ濾剤を交換!)

「すごいんですニゴリ取り」を使ってみた結果
パッケージによれば、水槽の水10Lに対して、4mlの割合で使用するとのこと。(多少の増減は問題ない模様)
今回はニゴリがひどいので、2mLずつ3回に分けて投入していくこととしました。
1回の投入量を2mLとしたのは、イモリウム水槽の水量がおそらく10Lもないからです。
設計上、多分5L程度の水量だと予測されます。
1回目投入 (1日目 18:00)
まずは2mLほど添加。
製品自体は無色透明のため、この時点では大きな変化は見られません。濾過フィルターによってある程度攪拌されていきます。

2回目投入 (1日目 23:00)
5時間ほど時間を空けて再度2mL添加。
全体に行き渡ることを意識して、今度は1回目とは反対側の位置から投入しました。

目立って綺麗になってはいないけど、少しマシになったような気が・・・?

3回目投入 (2日目 18:00)
1回目の投入から約1日時間を空けて、3回目の投入を行いました。
そうして、3回目の投入から数時間後(だいたい2日目の23時くらい)の写真が以下になります。

おお!白ニゴリが取れてる!
これには私もニッコリ。24時間程でここまで綺麗になるとは、正直驚きました。

結論、「すごいんですニゴリ取り」は本当にすごかった・・・!
そもそもなんで白ニゴリが起こるの?
調べたところによると、概ね下記の2点が原因で起こるようです。
- 水槽中の濾過バクテリア不足
- 餌のやりすぎ等による浮遊タンパク質の増加
2つあげましたが、これらは密接に関係しあっています。
本来濾過バクテリアがしっかりと繁殖して機能していれば、ある程度のタンパク質であれば分解していくことができます。しかし一度バランスが崩れると、タンパク質を分解しきれずに白ニゴリになる可能性が高まるわけですね。
となると今回の原因は、私が「水槽内のバランスが崩れるような何かをした」ということになるのですが、特に餌の量を変えたわけでもないし、水換えも全量ではなく1/3 ~ 1/2ずつ行っていました。

一体、何が原因・・・?
あ、思い当たることが1つだけありました。
実は、1ヶ月ほど前に濾過フィルターをサイズの小さいものにグレードダウンしておりました。(もちろん、理由はあります)
フィルターを小型化しても、水量からして濾過性能は十分満たしていたはずなのですが、同じペースで餌を与えていると白ニゴリが発生してしまうのかもしれません。
これからはイモリの様子を見つつ、一度に与える餌の量を減らして、その分回数を少し増やして調整するなど工夫が必要かもしれません。
今のところ白ニゴリは再発してきておりませんが、しばらくは様子見が必要そうです。
まとめ
今回、すごいんですニゴリ取りを使用して、見事に水中の白ニゴリを撃退することができました。
しかし、これはあくまで対処療法。白ニゴリをしてしまう原因は必ず何処かに隠れているはずです。
もし再度白ニゴリが発生してきてしまうようであれば、その原因を探し出し、解決に向けてアプローチをしていくことが大事ですね。
読んでいただきありがとうございました!

今回登場したイモリウムの作成方法については下記の記事にまとめていますので、よかったら読んでみて下さいね!
コメント