【要約】あなたを天才にするスマートノート(岡田斗司夫 著)【書き方についても紹介】

自己研鑽
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はじめに

こんにちは。ぺぐと申します。

皆さんは、「天才」になりたいと思ったことはありませんか?

ぺぐ
ぺぐ

そりゃ天才には憧れるけど、「どうやったらなれるか」なんて考えたことなかったなぁ。

天才とは、特別な才能を持つ人だけのものだと思われがちですが、実は日々の習慣と工夫でその道を切り開くことができるかもしれません。

今回は、岡田斗司夫さんの著書「スマートノート」をご紹介します。

この本は、発想力、表現力、論理力を鍛えることで、誰でも天才に近づくためのノート術を提案しています。興味を引かれた方は、ぜひこの記事を最後までお読みください。

メイントピック

「スマートノート」では、天才を目指すためのノート術が7つのフェーズに分けて紹介されています。それぞれのフェーズを詳細に見ていきましょう。

ただその前に、この本における「天才の定義」を確認しましょう!

天才の定義

まず、岡田敏夫さんが定義する「天才」とは、次の3つの能力を兼ね備えた人のことです。

  • 発想力:新しい考え方を生み出す能力。
  • 表現力:自分の考えを他人に伝える能力。
  • 論理力:複雑な考えを整理し、矛盾なくまとめる能力。

この中の1つに秀でているだけでも十分優秀。2つに秀でていたら世間で名を馳せることも十分視野に入る。3つに秀でることができたら、いよいよ「天才」の領域に入る、というのです。

ちなみに、3つを兼ね備えた天才の例としては、スティーブ・ジョブス、北野武、レオナルド・ダヴィンチなどが該当してくるそうです。どれも芸術的感性を持ち合わせた(その時代における)ビジネス面での成功者といったイメージがありますね。

ノート術の7フェーズ

それでは、具体的なノート術の7フェーズについて紹介していきます。

第1フェーズ – 5行日記

    • 内容:毎日5行のノートを書く習慣をつける。
    • 詳細:実際に行ったことを名詞と動詞で事実だけを書き留める。

    私もこのフェーズを2024年4月から試しています。

    正直、これ自体は非常に簡単で、毎晩5分もあれば続けることができます。

    ただ、このフェーズが重要で、自分の行動を客観的に見つめ直す良い機会になりました。

    第2フェーズ – 行動採点

      • 内容:5行日記に対して5点評価で採点する。
      • 詳細:行動の楽しさを評価し、やりたくないことを減らす。

      このフェーズでは、前項の「5行日記」に対して、0 ~ 5点の6段階で「採点」をします。

      評価をつけることで、自分が何を楽しんでいるのかがはっきりと分かり、次第に「評価が低いこと」を避けるようになるというのです。

      この時点もまだまだ作業負荷は高くないため、継続は簡単だと思います。

      実際に続けてみると、なんとなく通り過ぎていた日々の体験・感情が、日記+採点という言語化行為により具体的に腹落ちする不思議な感覚になりました。

      第3フェーズ – 論理訓練

        • 内容:1日2ページ見開きでノートを使う。
        • 詳細:右ページに論理的な考えを書き、左ページにそれを発展させる内容を書く。

        このフェーズでは、自分の考えを深く掘り下げる練習をし、論理的な思考力を鍛えていく段階です。

        右ページに書くこと
        • テーマを書く:その日、思ったことや感じたことをなんでもいいから書いてみる。
        • なぜなぜを繰り返す:少なくとも「なぜ?」3回繰り返し、テーマを深く掘り下げる。
        • 推論や解決策:同じように、その解決策(と思われる自分の考え)を3個は書き出す。
        • 過去との比較:関連する過去の事例(自身の体験や見識)と比較してみる。
        • 類似事例の探求:本や経験などから似たことを探す。

        重要なのは、自分の感情や考えに基づいた結論を持つこととのことです。

        単純に一般論で考えてしまうと、自分の考えとはかけ離れた「見栄えの良いノート」になってしまいます。誰にも見せない「自分の脳みその中身」くらいの気持ちで書くのがコツ、のようです。

        左ページに書くこと
        • 自由な使い方:右ページの続きを書いたり、まとめたり、ツッコミや面白いことを書く。
        • 他人と一緒に:こっちは他人と見ながら書き込むこともOK。
        右ページから始める理由

        右ページから書き始めると、左ページが空白のままになることが多い。これがもったいなく感じ、左ページにも何か書きたくなる。結果として、左ページも活用し、思考を深めることができるとのこと。

        これはなんともライフハック的な考え方ですね。

        でも、岡田斗司夫氏は、別に無理に左ページを書く必要はないとも言っています。

        何も考えが浮かんでこないなら、「何も浮かんでこない」とだけひたすら書きまくってもよいとのこと。

        とにかく、「書く」ことに向き合うことで自然とそのうち思考が整理される、ということです。

        実践の効果

        これを実践し、続けることで、エウレカ(ひらめき)が起こり、「思考」が脳内でリンクし出すとのこと。

        イメージで言えば、ネット上のサイトが様々に「被リンク」でつながっている状態。

        ここに至れば、思考の引き出しが増えて、日常の会話・仕事の中でも自然と共通点をもとに様々な発送が湧き出してくる状態になるといいます。

        第4フェーズ – 人に話す (概要のみ)

        ぺぐ
        ぺぐ

        すべてを書いてしまうのはアレなので、ここからは概要だけ。

        というか私自身、まだフェーズ3の実践段階(3か月目)なのです…!

          • 内容:第3フェーズで書いた内容を人に話してみる。
          • 詳細:人の相談を受けてノートに書き出し整理する。

          第5フェーズ – 脳内リンク (概要のみ)

            • 内容:論理と発展の訓練を繰り返すことで、考えが構造的に理解できるようになる。

            第6フェーズ – 見識形成 (概要のみ)

              • 内容:繰り返し考えることで知識が見識に昇華される。
              • 詳細:見識とは、情報を自分の人格と立場を通して得た知識のこと。

              第7フェーズ – 外の世界と関わる (概要のみ)

                • 内容:見識を現実世界や電脳世界(インターネット)で発信し、相互に影響を与え合う。

                結論

                岡田敏夫さんの「スマートノート」は、日々の習慣を通じて発想力、表現力、論理力を鍛え、天才を目指すための具体的な方法を提示してくれています。

                このノート術を実践することで、自己成長を促し、自分の見識を深めることができます。

                記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ「スマートノート」を手に取り、自分のペースで挑戦してみてください。あなたの思考力が一段と磨かれ、新たな可能性が開けるかもしれません。

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